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【ブログ】将来の夢はグラブ職人!?

こんにちは、古内克弥です!

今回は、野球を心から楽しんでいるあなたが、
より野球を好きになってもらえたらいいなと思い、
グラブがいつ出来たのか、
ということをご紹介させていただきます。

野球の道具が好きすぎて、
「グラブ職人になりたい!」
と考えている人もいると思います。

今回の話は、そんなあなたに
絶対に知っておいてもらいたい内容です。
グラブ職人への道が見えるかもしれません!

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ベースボールの始まりは1840年代前半
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まず。ベースボールというのは、どこの国から始まったのか知っていますか?

答えは、アメリカです!

1840年代に、それまであった
「ラウンダーズ」という野球のようなスポーツに、
どこでも誰にでも共通したルールを用いて
「ベースボール」という名前にしたのが始まりです。


この、ベースボールが考案されたばかりの頃は、
グラブはまだありませんでした。

この頃はなんと素手で守備をしていたのです!

痛そうですよねぇ。

参考までに・・・

ラウンダーズというゲームは
投手が小石を詰めた靴下などのボールを投げ、
ストライカーと呼ばれる打者がそれを船の艪(ろ)などの
バットで打ち返し、杭や石でできた4つのベースを回る、
というゲームです。

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グラブの起源
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1875年頃、
素手だけでは痛すぎる選手たちは
手のひらと甲を革で覆っただけの
「指なし手袋」
のような革手袋を使用するようになりました。

それを両手にはめて、
両手でボールをキャッチングする
という捕球が主流だったと言われています。

それが1886年、

今のグラブのように
指先まで隠れるパッド入りの手袋が登場し、
片手でもキャッチができるようになりました。

そして1887年。

ローリングスという会社が設立され、
この工場でグラブはどんどん進化していきます。

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手袋からグラブへ
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ローリングス社が作るグラブはとても評判が良かったのですが、
それでもやはり「パッド入り革手袋」と言ったものでした。

それが、1920年に、「ビル・ダーク」という
速球派投手のアイディアから、
目覚ましい進化を遂げるようになります。

何を発案したかというと、
親指と人差し指の間に“ヒモを通した”のです。

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ポケットとウェッブ(網)
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このビル・ダークさんのおかげで、
グラブに“ポケット”ができるようになりました。

写真の【1920年】というグラブを見てもらうと、
親指と人差し指の付け根のところがくぼんでいますよね?

こうしてグラブは一気に捕球しやすくなったのです。

さらに、そのヒモだけでは心もとなくなり、
【1948年】というグラブのように、
“ウェッブ(網)”を付け足し、そして
それぞれの指先にヒモを通し始めたことで、
さらにグラブは進化していきました。

今では、ポジションごとにグラブの形が違っていたり、
ミットが出来たりなど、様々な形で使えるようになりましたね。

ビル・ダークさん、
見事な発案でした!!!

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日本のグラブ
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日本でグラブを使用するようになったのは、1890年代のことです。

美津濃運動具店(ミズノ)から
野球グラブ用の革の裁断(切ること)を頼まれた
奈良県三宅町の坂下さんという方が、
本格的にグラブ作りを始めました。

戦後、野球人口は増えていき、それとともにグラブ職人も増え、
さらにはアメリカからもグラブ作りを頼まれるようになり、
三宅町は職人さんで溢れかえっていたそうですよ。

現在、職人の数は減ったとはいえ、今でも奈良県は、
日本で一番グラブを生産しています。

なんと最近では、「三宅町のふるさと納税の返礼品」として
グラブがもらえるようになっているのだとか。

日本のグラブ職人は高齢で辞めていく方もいる一方、
最近はグラブ職人になりたい、
という若者が増えているそうです。

メイドインジャパンのグラブの人気は、
現在とてつもなく高くなっています!

グラブをこよなく愛していて

「僕の将来の夢はグラブ職人!」

という子は、

一度、奈良県三宅町を訪ねてみるといいかもしれませんね!

先ほども言ったように、現在は

「メイドインジャパンのグラブの人気が高い」

だけど、

「グラブ職人が高齢のため、辞めていく」

という状況です。

現在、ゼットのオーダーグラブは10ヶ月待ちです!!!!

グラブ職人になれる可能性は上がってきているのかもしれません!!!

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今回のコラムはいかがでしたか?

グラブは、いつ出来たのか。

日本ではどこで作られているのか。

きっと、そういったことを知らずにグラブを使っている人が
ほとんどなのではないかなぁ、と思います。

こういったことを知る機会ってほとんどありませんもんね。

もしも、「わかりやすい」「わかりづらい」「ここってどうなの?」「あれ?間違ってない?」などございましたら、お気軽にメールしてくださいね。

sportsfuruuchi@gmail.com

↑感想、質問、「こんな話が聞きたい」などございましたら、こちらまで!

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――――――――――<コラム著>――――――――――

株式会社スポーツショップ古内

代表取締役社長 古内克弥

1982年4月15日生まれ

小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。

サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。

ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。

三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。

2017年、代表取締役社長に就任。

札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。

学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。

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スポーツショップ古内

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