グラブの紐通しの手順
こんにちは、古内克弥です!
毎年、地元の子供たちを集めて、「グラブづくりイベント」を行っております。
以前1月に行った時は限定6名のイベントでしたが、7名の参加希望者がいまして、 無理矢理全員分のグラブを用意して、楽しくグラブづくりをいたしました。
その時の様子はこちらです。

↑一生懸命にグラブを作っています。

↑作ったグラブをスチーム加工して柔らかくしているところを覗き込む少年たち
彼らは冬休みの自由研究などにも出来るように、グラブづくりをしに来てくれました。
グラブづくりと言っても、最初から最後まで作るわけではなく、
○ウェッブの取り付け
○指先の紐通し
の2つの工程を行いました。
このコラムを読んでいただいている読者のあなたにも、今回は特別に
「紐通し」
の作業工程をご紹介します。
紐が切れた時の応急処置程度にも、覚えておくと便利かと思います。
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紐通しの手順【芯止め】
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紐通しの手順【腹止め】
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紐通しの手順【手口】
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紐通しの手順【ウェブ「Hベルト」】
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紐通しの手順【指先】
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どうでしょうか?
写真があるのでわかりやすいかとは思いますが、
ご自身でも紐通しは出来そうでしょうか?
何もヒントなしで紐通しをするとなると、
おそらく全部を通すのに5時間くらい
かかってしまうと思います。
スポーツショップ古内で行った「グラブづくりイベント」の
ウェッブの取り付けと指先の紐通しの2つの手順も、
僕らスタッフが付きっきりで教えながらで90分かかります。
実はグラブの紐通しというのは、なかなか難しいものなのです。
スポーツショップ古内では、
年間1000個以上のグラブを修理したり加工したりしています。
そんな僕らでも、全てを紐通しするとなると、
ウェッブにもよりますが30分~60分くらいかかってしまいます。
「俺はグラブをいじっているのが幸せの時間なんだ」
という方には、こうした紐通しも楽しいと思いますが、
自分の時間を5時間もかけて修理や加工をするのは、
と~~~~~っても大変なことだと思います。
なので、もしも紐が切れたり修理が必要な際は、
スポーツショップ古内までお越しくださいね。
今回のコラムはいかがでしたか?
グラブの紐通しの仕方は、手順だけ知っていれば有る程度は出来るようになります。ただし、力の加減ですとか、紐の残し具合、こういったことはやはり熟練の職人には敵いません。
お伝え出来る知識はたくさんありますから、
疑問点などがございましたら
こちらまでご連絡ください!